能書き

電解コンデンサーは嫌いであります。 電源の一次フィルターコンデンサは電解コンデンサー（以下ケミコン） に頼るしかありませんが、アンプ回路上にケミコンを使うと、たとえオーディオ用といえども ピンボケでサエナイ音になるのであります。

しっかし、DACはデカップリングやらなんやらケミコンだらけであります。
フツーに考えたら、ケミコンだらけのDACなんてものがナンボ凝った最新デバイスを使おうともマトモ な音が出るはずはないのであります。


金田プリによるＡＤに比べてCDPの音がプアー過ぎるので、評判のOSコンでかためたDACを２種類作成しました。

評判といってもOSコンは、スイッチング・レギュレータ用に開発されたコンデンサで、メーカーは決してオーディオ用 に作った物ではないと言う事を聞いています。

作った２種類は、TYPE1とTYPE2とし、TYPE1はOSコンを試すために、２種類のケミコンで２台作って比べました。

デジタル回路基板を全部自分で配線するのはメンドウなので、TYPE1,TYPE2共に入手可能な基板で作れるDACです。

TYPE2は、TYPE1の結果が良かったので作ったもので、良い方をメインにするつもりだったのですが、 やはり物量を投入したTYPE2の方が良くなりましたので、現在はTYPE2しか使っていません。

2000/03/21更新
実験当時のCDトランスポートは、PHILIPS LHH500（改）でした。現在は、CD-ROMドライブのトランスポートとデザインをトランスポートと同じにしたTYPE2を使っています。

実験当時のシステム	現用システム 上がDAC 下がトランスポート

• TYPE1 （総工費1万円以下）

• TYPE2 （総工費４.５万）

トランスポートとDAC間の同軸ケーブルによって音が激変します。
現在のお気に入りのデジタルケーブルは、0.26mmホルマル線のツイストペアです。 デジタルケーブルは細ければ細いほど良いのではないかと思っています。