ONKYO SE-U55X をバッテリー駆動
PCのサウンドボードAcoustic Edge PSC706の５V系をバッテリー駆動にしたトランスポート＋バッテリー駆動のDACの威力を某所で聞きました。
静けさは格別のものがあります。やはり静けさはバッテリー駆動しかないと思い知りました。
そこで、USBオーディオプロセッサなら手軽にバッテリー化が可能と考えて、さしあたってONKYO SE-U55X をバッテリー駆動することに・・・・
既に、SE-U77を所持しているがUSBバスパワー動作ができないことを考えると消費電力が多いと思われるためバッテリー駆動はSE-U55X
を新規購入して実験することにしました。（リモコンも欲しいし）
バッテリーパックの製作
製作なんて大それたものではありません。電池ボックスとACアダプタプラグをつないだ物を作るだけ。
10分も有れば完成。
電池にはネオハイトップ単一4本を使いました
６VしかなくACアダプタの７．５Vに足りませんが問題は無いでしょう。
バスパワー駆動の音
十分にエージングした後の感想です。
結構静かな感じ、高域にはりがあり好ましい。音場の広がりはない。
ノーマルなSE-U77よりは良いが、ノーマルPSC706よりも広がりや奥行きが無い分つまらないと感じる。
高域も低域もよく出ます。レンジも広い感じ。悪く言えばドンシャリ。
ACアダプタの音
バッテリー駆動の音
あぁ・・・もうこれで良いや・・・と思ってしまった。
静寂から音楽が浮かび出る様は、まさにバッテリー駆動の音。
混変調歪の感じられない何処までも美しい音。
相変わらず広がりはないが、バスパワー＆ACアダプタよりマシ。
これでまたしばらく満足してしまって更新しないかも・・・・やりたいことはあるんですが
SE-U５５Xの欠点
低抵抗負荷に弱いです。
当初、20KΩのATTに直結したら音がワレまくり・・・
しょうがないんで、プリのATTを音質の劣る250KΩのVRに変更しました。
私的には、そこまでしても使う価値ありと判断しました。
試しにSE-U77も（改造品）バッテリー駆動
うーむ、結構良いです
もっと早くに気付いていれば良かった・・・・
SE-U55Xと音の出方が違います
横方向の広がりはSE-U77(改）の勝ち、だが音像が小さく縦に狭い感じ
高域が良く出ていてOSコンの音だと判ります
バッテリーのご利益は十分確認できます
SE-U55Xはゆったり感があります
しばらくは、SE-U55XとSE-U77（改）のバッテリー駆動の音を楽しむことにします